2009年06月16日

ウォーキングと発汗



ウォーキングは有酸素性運動の基本であり、時間や場所、道具などにとらわれずに、いつでもどこでも行なうことが出来ます。

「いつでも、どこでも」行なうことが出来るのですが、この時期、注意しなければいけないことがあります。

まず第一に、水分補給です。

人間は水分がなければ、生きていけないだけではなく、不足することでさまざまな障害が起こります。

トレーナーをしていて、良くお聞きすること、「汗をかいたら痩せますか?」というご質問です。

汗をかいても痩せません。

汗をかいて体重が減っているのは、体内が水分不足の状態に陥っているのです。

汗をかいたら痩せるのではなく、「運動をする」→「汗をかく」という事と、「運動をする」→「痩せる」ということを混同しているんですね。

つまり、「どれだけ汗をかいたか?」で、判断するのではなく、「どれだけ運動したか?」で、判断しましょう。

「サウナスーツを着てランニング」なんて、とても危険な行為です。

「発汗」は体温調節という大切な役目を担ってます。 汗が蒸発する時に熱を奪って、体温を下げるのです。

十分な水分補給で、十分な発汗による体温調節をして、運動を継続しましょう。

「のどが渇いてから水を飲む」のでは、手遅れです。

のどが渇く前にあらかじめ計画的に水分補給に努めましょう。


  


Posted by シェイプアップスタジオ at 10:59Comments(10)